母子の共鳴反応

母と子の結びつきは強いものですが、つい数か月前まではへその尾で物理的にもつながっていた乳児は想像以上の関係性があるようです。そんな興味深い症例を今回はとりあげます。

出産後2か月の方の症例です。心身の疲れ、胃腸の不調、のどの痛みなどの症状で来院されました。普段通りの全身のキレーションを行い、胃腸の調整、のどのケアなどを行いました。出産後初めての来院でしたので、骨盤の調整も念入りに行いました。これは普段一般的に行っている施術で特別なことはしていません。

次にいらした時に大変興味深いお話がありました。
『前回の施術の次の日、私のお腹の調子がよくなったら、赤ちゃんのお腹もよくなって、それまでマッサージをしたりしてうんちをだしていたのに、その日から何もしないで1日に3回うんちがでるようになりました。』
とのことです。
お母さんの便通がよくなったら。赤ちゃんのうんちもよくでるようになったそうです。

漢方では『母子同服』という処方の仕方があります。子供の病気の時に子供と共に母親も同じ薬を飲む方法です。よく知られているのが、疳の虫の時に抑肝散を母子共に飲んでもらう症例です。疳の虫や夜泣きは、母親の心身状態が大きく子供の症状に影響することが考えられるからです。

今回は母親の体調の変化に赤ちゃんが共鳴したのでしょうか?様々な理由が考えられるますが、母子のつながりの強さは想像以上です。
人間のからだは繊細で精妙にできていて本当に面白いですね。

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