現代人の頭は硬く凝っている!

現代人は様々な精神的ストレス、パソコンなどの視覚的情報の増大などによる目の疲れなどで脳をかなり疲労させています。

この脳の疲労が頭の硬さの一因であると考えています。

ではこの硬さとはいったい何の硬さなんでしょう?

・頭の表面の筋肉の凝り 頭皮が硬い
・頭蓋骨の縫合の若干のずれ 骨

など解剖学的な原因によるものはもちろん

表面から触ることが出来ない脳の状態も影響しているのではないかと考えています。

それは実際の臨床で脳疲労の強いと思われる患者さん(うつ症状、ストレスの強い人、SEのように眼を酷使している方など)は、頭の硬さを感じることが多いためです。頭蓋骨は非常に小さい範囲で微妙に動いています。頭蓋骨をやさしく包み込むように触れていると、呼吸とは違うリズムで動いていることを感じます。脳脊髄液の循環のリズムであると考えられています。
脳の疲労が強いと思われる方はこの動きが硬く感じられます。

頭蓋骨は23個の骨が縫合して組み合わさっておりわずかな隙間があります。その隙間のおかげで脳脊髄液の循環で僅かに頭蓋骨が動いています。

このように頭の皮膚、筋肉、骨の縫合の状態、頭蓋骨の微妙な動きを触診します。

人によって、右側の凝りの強い人、左側、頭頂、前頭部、後頭部(目の疲れなど)と症状によって様々ですが、からだの凝り同様、じっくりとゆるめバランスを調整します。

頭の痛み、頭重感、目の痛み、目の疲れはもちろんのこと、うつ的な気分、やる気のなさ、体全体のだるさなどの症状が、頭蓋骨の調整でとれてしまうことがよくあります。

以前いらした両眼複視の方は特に後頭部と眼の周りの硬さが強く、後頭部のコリを緩めると眼精疲労がやわらぎ、眼を動かす筋肉(外眼筋)の調整を行ったところ物が二重に見える症状が消失しました。

また急におなかかキュリュキュルと音をたてて動き出すことも多くみられます。自律神経に影響がでているのでしょう。

頭の氣(生命エネルギー)の流れを良くすると、全身の氣(生命エネルギー)が流れ出します。

またエネルギーヒーリングの手法のブレインバランシングという手法により
自律神経、内分泌系に影響を与え
睡眠、呼吸、消化機能など様々な効果があらわれます。

脳の疲労の状態がとれると、頭がすっきりし眼の力が強くなり施術前とは明らかに表情が変化します。

顎関節症や普段から奥歯の噛みしめが強い人などの
縫合、かみ合わせなどに働きかけると
ご本人も驚くほど顔の表情に変化が表れます。(眼の大きさがそろう、むくみがとれ小顔になるなど)

現代人の頭はかくも酷使されているのです。

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