からだの青写真

人間のからだには青写真があります。
何処にどのような形であるのかはうまく説明ができません。
でも確実にあるのです。
説明はできませんが、そうとしか言いようがありません。

エネルギーヒーリングの世界ではエーテル体テンプレートともいいます。
そうです。鋳型のことです。

先日いらした肘の痛みの方の症例を基にからだの青写真の話をしましょう。

前日、使いすぎたため右ひじに痛みを感じたようです。
少し腫れていました。
触ると痛い、動かしても痛い。そんな自覚症状です。

まずは全身調整。
全身の気(生命エネルギー)のバランス調整。キレーションで行ないました。
その中で、右肩から鎖骨、胸部の歪みがわかりました。
全身調整の後、右肩から鎖骨をそろえます。

最近、鎖骨の調整が面白い。
皮膚、筋膜、筋肉、腱、骨膜、骨を
順番に
時にはバラバラに調整していきます。
手をのせる程度の刺激で。

肩、首、頭の症状が変化し楽になっていきます。
腰などの症状もよく変化します。

鎖骨は、肩甲骨と胸骨を結んでいる骨なのでバランスが非常に重要。
重要な神経も走行しているので、
胸郭出口症候群などの症状にも影響しています。

この方の肘はこの時点では痛み、腫れには変化ありませんでした。

次に、腫れのある肘の施術です。

少し眺める。
何となく触ってみる。
何か違和感を感じる。
何だろう?
何かずれている。
何が?
肘全体というか腕全体。
そのまま触れている。
肘から腕が少し動く。
じ~と触れている。
肘が動く。
ゆったりと待つ。
腕、肘の実際の輪郭とは違う別の輪郭を感じる。
段々浮き上がってくる。
はっきりと手に感じる。
青写真をはっきりとした鋳型として感じる。
そのまま肘に触れている。
肘が私の手が感じている鋳型にゆっくりゆっくりと近づいてはまっていく。
本当にゆっくりとしたスピードで。
手の下で何かが動いている感触。
しばらくしていると鋳型にはまった感じがする。
これでいいとわかる。

時間にして10分位。
表現するとこんな感じです。
この間、ことばでは言い表すことが出来ないような
様々な細かい動き、
微妙な感覚が生じていました。

本人に聞いてみる。
肘の圧痛も運動時痛もとれている。
少し肩の違和感がある。
軽く肩を調整する。
肩の痛みも消える。
肘の腫れもひいている。

右腕全体が施術前とは全く違う感じがし、
左腕とは明らかに違い、
腕が新しくなった感じがするそうです。

次の日に連絡をいただき、
かなり肘の具合が回復して喜んでおられました。

様々なボディワーク(整体、気功、操体法、カイロプラクティック、オステオパシー、ロルフィング、エネルギーヒーリングなど)で優れた結果を出す療法家は
意識しているのか
無意識なのかに関わらず
からだの青写真を利用しているのではないだろうか。

人間の体には青写真があります。
私にはそう感じられます。

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