最近の気になる報道(放射性物質関連)

先日、このような記事が日経新聞に掲載されました。

セシウム、母より子牛が高濃度 東北大が調査
東京電力福島第1原発事故で、原発から半径20キロ圏内に取り残された牛の内部被ばく調査を進める福本学東北大教授(病理学)らの研究グループが、母牛よりも子牛の方に高濃度の放射性セシウムがたまっていたとの研究結果をまとめ、23日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。

福本教授は、子牛と母牛が全く同じ物を食べていたとは限らないとした上で「代謝が盛んな子どもの方が、放射性物質がたまりにくいとされるが、見直す必要があるのではないか」と話している。

親子3組のデーターなのでまだまだ追試が必要であるが注意が必要です。

一方、部位ごとの1キログラム当たり平均放射性セシウム濃度をみると高い順に、骨格筋(626ベクレル)、舌(619ベクレル)、腎臓(361ベクレル)、心臓(311ベクレル)、ぼうこう(210ベクレル)、肝臓(207ベクレル)だった。

この調査で
セシウムは筋肉に多く分布することから予期していた通り
筋肉(骨格筋、心臓)、
また排泄器官である
腎臓、膀胱に多く分布していることを示しています。

また昨年の第16回日本心不全学会学術集会の挨拶
東北大学大学院医学系研究科循環器内科学 下川 宏明教授が東日本大震災で福島、宮城、岩手で心不全が明らかに増加した。大震災における心血管病の増加は、急性心筋梗塞・肺塞栓症・タコツボ心筋症・重症不整脈などが報告されていますが、心不全の増加はこれまで報告がありません。今回の東日本大震災で心不全が増加した原因を明らかにすることは、今後の災害医療にも大きく貢献する重要なテーマだと思われます。

と語っています。

今回の大震災では、過去の大震災と比べて心不全が明らかに特異的に増加した。
原因は明らかではないが、過去の震災との大きな違いは原発事故。さらに福島教授のデーターからも明らかのように放射性セシウムは心臓に多く分布する。
これらのことから類推すると、今回の心不全の増加は放射性セシウムが原因のひとつではないかと考えられる。
しかし、今のところ推論にすぎない。これから様々な調査結果により明らかになってくるであろう。

低線量被ばくについての影響について様々な意見が議論がなされていて、科学的に確定されたとは言い難い中、少しずつ調査結果が報告されはじめました。

専門家ではない私たちは
その中で
自分たちでひとうひとつ考え
専門家の言うことを鵜呑みにするのではなく
何故そうなのか考えたうえで
判断しなければ
化学的に
低線量被ばくの影響が
確定していない現状では
なかなか真実はみえてはこない。

上記の二つの報告により考えられることは

被災地では明らかに心不全が増えている(まだ原因はわからないが、放射性セシウムが原因の一つである可能性が考えられる)

やはりできるだけ内部被ばくは避けるべきである。なるべく放射性物質をからだの中に入れない。

代謝をよくし、はやく排泄する。福島教授の報告にもあるように放射性物質は腎臓、膀胱を通って尿として排泄されるので腎臓、膀胱の被ばくが高い。よって何らかの腎臓、膀胱のケアも必要となってくる。あと肝臓も。

今回の震災で放射性物質の汚染が広がった地域で生活するには
これからこのような腎臓、肝臓のケア、
なるべく内部被ばくを避ける努力が必要とされています。

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